「東京都」タグアーカイブ

[Shinjuku Busterminal(Tokyo) – Inawashiro Station – Aizu Wakamatsu Station – Kitakata Station/ – Sukagawa – Koriyama Station – Fukushima Station / Highway bus]Timetable

Highway BUS
Yume Kaido Aizu Line / Abukuma Line(夢街道会津号/あぶくま号)

[Shinjuku Station=Busterminal Shinjuku(Tokyo) – Inawashiro Station – Aizu Wakamatsu Station – Kitakata Station]
[バスタ新宿(東京) – 猪苗代駅 – 会津若松駅 – 喜多方駅]

[Shinjuku Station=Busterminal Shinjuku(Tokyo) – Sukagawa – Koriyama Station – Fukushima Station]
[バスタ新宿(東京) – 須賀川 – 郡山駅 – 福島駅]

JR Bus Kanto JRバス関東
Aizu Bus 会津バス
Fukushima Transportation 福島交通
JR Bus Tohoku JRバス東北

Reservation required 予約制

JAPAN RAIL PASS
JR East-South Hokkaido Rail Pass
JR EAST PASS (Tohoku area)
×
TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET ×
Aizu Gurutto Free Pass (会津ぐるっとカード ×
Koriyama Station Bus Stop Guide
Aizu Wakamatsu Station Guide
JR Highway Bus(Photo at Koriyama Station)
Highway Bus(Photo is Aizu Bus at Koriyama Station)
Highway Bus(Photo is Fukushima Transportaion at Koriyama Station)

都営バスの運行情報システム【東京考察#250】

The operation information system of the metropolitan bus


バス停(王40)

鳥井坂を下る田70系統(現廃止)


 都内を縦横無尽に走る都営バス.都バスでは全路線で運行情報システムを導入している.これは,パソコンや携帯電話からインターネットを通じて,「バス接近情報」,「系統運行状況」,「バス時刻表」,「ラッピングバス情報」,「経路検索/乗り換え案内」の情報が得られるというもので,大変便利なシステムとなっている.バスは電車と違って,駅構内の階段などの移動や,改札口から街中まで歩かなくてもいいといったメリットがあるため,路線を覚えてしまうと結構便利で使い勝手のよい移動手段である.都内の身近な風景をゆっくりと眺めることもできる.都内のバスといっても,路線によっては30分や1時間に1本程度しかないときもあり,また渋滞などで遅れることもあり,そんなとき,携帯電話を使ってバス情報を得れば,便利に快適にバスで移動することが出来る.
このシステムはNECのノウハウによって構築されている.都バスの位置情報をデジタルMCAと呼ばれる無線で取得し,収集した位置情報をリアルタイムで情報サーバに蓄積する.この位置情報は15秒に1度更新されて常に最新の位置情報が把握でき,このデータを整理してインターネットを通じて提供しているという.(参考引用:NECホームページより)
系統運行状況のページ(王40系統)
停留所を指定すると(この場合「王子駅前停留所」),その停留所を起点としたバスの運行情報が見れる.
そのバス停にあと何分で到着するか,そのバス停から何分で目的の停留所に到着するか,が一目でわかる.
携帯電話の場合でも,表示方法が異なるだけで,同じ情報が得られる.


時刻表も見ることができる.


ラッピングバス(広告バス)の運行情報も見ることができ,
今どこを走っているかが一目でわかる.


 
主要なバス停には,バス接近表示と
主要目的地までの所要時間が表示される

朝ラッシュ時の駅・ホーム 【東京考察#218】

The station at the time of Rush in the morning

朝の山手線(上野駅)


 東京にいて嫌なことのひとつに朝の通勤ラッシュ地獄がある.1日に与えられている時間は限られており,ラッシュによってその時間とエネルギーを奪われるのは,なんだかとても無駄なことだといつも感じてしまう.ラッシュは実際に体験してみないと,そのすごさは分からないのであるが,上野駅の山手線・京浜東北線の南方面行きの様子を撮影した.JR山手線でラッシュを体験したいのであれば,朝7時45分から8時30分頃の時間で,上野から御徒町までにかけて,代々木から原宿にかけてなどが,混雑度の高い区間として有名である.
近年は,フレックスタイムによる始業時刻の遅れや,鉄道整備などによって,混雑率は徐々に下がってきているが,それでも座って通勤などといった状況には程遠い.(なお,このページの写真は全て2004年7月に撮影したものである.作成しようと思っていたら忘れていて,過去の写真データを見ていたら出てきたので,思い出して改めて作成した)

上野駅では,終点となる宇都宮線や高崎線からの
乗換客であふれかえる

電車が到着すると階段に人が殺到する.
山手線や京浜東北線の電車が遅れているときは
ホームに人が溢れるので,危険防止のため入場規制が行われる

この区間の混雑率はおよそ200%とか
それでも今日は,山手線が遅れていないので,
ホームはすいているほうである.
電車が到着する直前は,3列に整然と並んだ人で溢れている

車内がいっぱいでも乗り込まなければならないときは,
前を向いて,手をドアの上に掛け,おしりをグイグイ押し入れて乗り込む.
このときカバンがドアに挟まれないよう注意が必要


ラッシュ時は駅員総出で対応(人を押し込んでドアを閉める)する
各ドアに一人ずつつかないと,ドアが閉まらない箇所もある
くどいようだが,乗り込むときにはドアに向かって前向きに.これポイント.

冬になるとコートなどを着込むので,
より車内は混雑する.俗に言う「着ぶくれラッシュ」


車内の奥に入りたいときは1台見送る

車内に入ったときのポイントは,
なるべく椅子の並んでいる奥に入ってしまった方が楽.
逆につり革のないドア前の中間部がいちばん辛い.

ラッシュ時は電車の運転間隔が密なので,
急に信号が変わって,速度制限のブレーキが自動制御でかかるときがあり,
将棋倒しが起こりやすい.加速しているのに突然ブレーキに転ずるのである.
こうなったら抵抗せずに力の動きに身を任せて,ドタドタと隣の人に寄りかかるしかない.
そして,足で踏ん張るか,つり革・棒などにつかまって,少しは慣性力を抑えることに努める.
これをしないと,本当にみんな倒れてしまう.
この急ブレーキはなんとかならないものかと,
通学で乗っていたときはいつも思った.


地下鉄銀座線【東京考察#215】

The Ginza Subway Line

地下鉄銀座線

路線図


 地下鉄銀座線は,日本で最初に開通した地下鉄である.1927(昭和2)年に浅草・上野間で開通し,現在のように浅草・渋谷間が全線開通したのは,1939(昭和14)年であった.当初は,東京地下鉄道が浅草・新橋間を運行し,新橋・渋谷間は東京高速鉄道(現東急の前身)によって運行されており,別会社によって相互乗り入れがされている形態だった.その後,1941(昭和16)年に営団地下鉄に統合されて,現在は営団地下鉄の民営化(2004年)により東京メトロとして運行されている.
地下深く走る新しい路線と違って,歴史の古い銀座線は地下の浅いところを走っているため,地上との乗り降りが非常に楽で,ちょっとした距離でも銀座線ならば乗ってもいいなと思える路線である.朝ラッシュ時は2分間隔,日中でも3分間隔の運行をしており,利用客が非常に多く,車両が小さい(つまりトンネルの断面が小さい)こともあって,いつ乗っても混雑していると感じる.
現在は走っていないが,昔の銀座線の車両(全部オレンジ色の電車)に乗ったとき,駅に着く手前で「ピカッ」と車内の電気が消えて,壁にある小さな非常灯のランプ(ガラスの形がオシャレで,なんかレトロムードのあるランプだった)が一瞬「ぴかっ」と光る現象がおきていた.前の車両から順々に後ろに移っていくので,子供のとき「そろそろくるぞ!」と銀座線にのるといつもワクワクしたものである.特に終点の浅草駅に着くときは線路を渡るためにポイントを通るので,長い時間車内が真っ暗になり,特に面白かった思い出がある.蓄電池を積んだ新型車両への置き換えにより,1993年にこの現象は見られなくなった.なぜ,電気が消えるのかというと,銀座線は電気を線路脇の第3軌条と呼ばれるレールからとっており,ホームへ着く前にはそれが右から左へ移るので,その切り替え時に電気が一瞬消えていたのであった.
もうひとつ,銀座線には昔の車両の思い出があり,その電気が消える時代,どういうわけか全6両のうちの4両目あたりの1両だけは,ドアが片側へ開く1枚扉で,鋲(リベット)が車体に打ち込まれている昭和初期を思わせるようなレトロチックな車両がつながれていた.なんか,銀座線だけはちょっと違うな,と思わせてくれるものだった.

銀座線は浅いところを走っている.
エスカレータにのったらすぐにホームで乗りやすい
 
銀座線の名がついた「銀座」駅.後ろは銀座4丁目交差点
この名がついたのは,丸ノ内線が開業する前年の1953(昭和28)年である

銀座駅は天井が低い.銀座線は全体的に狭く感じる造りである.

線路の脇にある第3軌条から電気をとる
これが切り替わるときに電気が消えていた

銀座線のカラーはオレンジ色
  
上野駅 鋼製の柱のリベットが渋い

上野駅には,電車が接近すると電車のマークが
右から順に光る接近表示板がある.結構古くからある.

稲荷町駅(2001年撮影)
開業当時(昭和2年)の駅入口が残っている
銀座線には,ホームの幅が狭い駅が多かった.これも開業当時の広さだったものである.また,神田駅や京橋駅なども,リベットの鋼製柱が残る古めかしいホームだったが,リフォームによって現在はきれいな空間に生まれ変わっている.しかし,化粧板を取っ払えば,昔ながらの構造物が見られるに違いない.

 

八丈島【島紀行】

(旅行年月:2004年11月)

八丈島は伊豆諸島の最南端に位置し,東京から南へ287km,黒潮に浮かぶ亜熱帯性の植物が茂る島である.面積68.52km2,人口約9300人であり,三根・大賀郷,樫立,中之郷,末吉の5つの集落に分かれている.
八丈島の歴史を考えるにあたっては,江戸時代における流人の歴史が大きなエポックとなる.江戸幕府はこの島に1862人の罪人を島流しにしたが,これらの流人や土着の人々によって造られた風俗,習慣,生活様式が島内で見ることができる.八丈島の歴史を知るには,「八丈島歴史民俗資料館」に行くと,流人のことも含めて展示がしてある.
羽田空港からジェット機で45分という近さで,亜熱帯を味わうことができる島が八丈島である.

八丈富士(西山)
八丈島には2つの山があるが,こちらは山の姿が美しい八丈富士である.標高854.3mで1時間程度で頂上まで登ることができる.

登山道には火山による噴石がごろごろしている.

頂上付近からの絶景

なんと,斜面の植裁が「アロエ」

アロエは自生している

玉石垣の道

ハイビスカスの花

名産「明日葉(あしたば)」のソフトクリーム

「あしたば」のおひたし

島寿司
白身魚のネタを醤油ダレにつけ込んで,握ったもの.わさびではなくカラシを入れる.

でたーーー!これが「くさや」である.
バキバキと折って食べるのであるが,結構焼酎には合う.
「あの独特の匂い」とガイドブックなどでは表現されることが多いが,具体的には,「へその中のゴマの香り」「汲み取りトイレの便器の匂い」といったところか!!

八丈島空港

南原千畳岩海岸からの日の入り

八丈小島
かつては人が住んでいた

夏休み!ポケモンスタンプラリー【東京考察#153】

The summer vacation! Pokemon stamp rally

御徒町駅のキャラクターは「ソーナノ」

 


 ポケモンスタンプラリーはJR東日本が首都圏で展開している,夏休み限定のファミリーイベントである.7月31日から8月15日(2004年の場合)までの期間,無料の専用パンフレットを駅でもらって,その裏にあるスタンプ欄に5つの駅のスタンプを押したら,ゴール駅となっている東京・品川・新宿・池袋・上野・松戸の6駅に提出すると,「オリジナルポケモンエアピロー」が貰えるというもの.さらにお楽しみとして,ゴール駅では全91駅のスタンプが押せるスタンプ帳も配っており,これを看破するとオレンジカードと認定証が貰えるというものもある.駅によってポケモンのキャラクターが違っているので,子供達も飽きることなく楽しむことができるが,意外と楽しんでいるのは親の方だったりもする.スタンプ台は駅の改札の外にあって(外にあるところがポイント!1日乗車券を買うか切符を買わなければ行けない),夏休みはスタンプ帳をめくる子供達で賑やかになる首都圏のJRであった.ただ,このイベントはJRが最初にやりだしたのかというと,そうでもなく,僕が中学生の時(20年近く前)には小田急で既にやっていて,子供達に大人気となっていた.


イベント中はスタンプ台の場所を示すポスターが駅構内に貼られる


みんな「スタンプ・ポン」


王子駅のキャラクターは「ヤドキング」

東京メトロ(営団地下鉄の民営化)【東京考察#136】

Tokyo Metro(The privatization in the Teito Rapid Transit Authority)


2004年4月より営団地下鉄が民営化して「東京地下鉄株式会社」,通称「東京メトロ」に生まれ変わった.今まで「S」を形取ったマークだったのが,メトロの「M」をイメージしたものに変更され,地下鉄の出入り口や車両にはこのマークが掲げられるようになった.
もともと「メトロ」という言葉には地下鉄という意味はなく,首都という意味だけだったが,イギリス・ロンドンの地下鉄がメトロポリタン鉄道という名でスタートさせたことから,ヨーロッパ各国でメトロという言葉で地下鉄を呼ぶようになり,意味が定着していったという.今でも,パリやモスクワでメトロという言葉が使われている.ちなみにロンドンではアンダーグラウンド,アメリカではサブウェイである.
この東京メトロの誕生にともなって,外国人観光客などに位置を把握してもらいやすいように,「駅番号」を付けることにした.これは,韓国・ソウルの地下鉄では既に実施されているものであり,国際観光都市「東京」を目指す石原都知事の一声により実施されることとなった.アルファベットが路線名,その後の番号が駅番号となっており,たとえば銀座線の渋谷駅は「G-01」という具合である.ホーム駅名看板や路線案内図,車内電光掲示板などに駅番号が記載されるようになったが,今後は東京の旅行ガイドブックなどにも盛り込まれていき,旅行者にも周知されていくことであろう.ただ,欲を言えば,地上にある地下鉄の入口(降り口階段の部分)にも駅番号を記載した路線の○マークを入れると,もっと外を歩いている旅行者には分かりやすいのではないかと思われる.ソウルでは地下鉄入り口にも番号が記載されている.
ちなみに,営団地下鉄の正式名称は「帝都高速度交通営団」であった.銀座線を運営していた地下鉄会社を役所が引き取り,帝都東京を走るのでこのような名前になったというが,今まで軍国主義日本を連想される「帝都」という言葉が陰ながら脈々と生き続けてきたところに,戦前の軍国主義的なものを垣間見ることができて,なんか不思議なものを感じる.「帝都」とは皇居のある都という意味である.でも,そんなことをいったら,「帝国ホテル」や「帝国劇場」も同じことか.


かつての営団地下鉄の「S」マーク
馴染みのマークだった.


駅番号の入ったホーム看板
Nは南北線を表す


こちらは銀座線(G)


銀座駅では,背景をダークブルーにした看板にリニューアルされていた
(日比谷線銀座駅)


丸ノ内線はこんな感じ


電車の先頭には「M」のマークが付けられている


車内の路線図にも番号が入った


ソウルの地下鉄出入り口
ソウルでは駅入り口にも駅番号が付けられている

東京港の屋形船【東京考察#100】

The houseboat of Tokyo harbor


屋形船より大川端リバーシティー21を望む

 


 屋形船は江戸時代より庶民に親しまれていた江戸のレジャーである.両国界隈には屋形船を営む店が数多くあったというが,そんな江戸情緒を今でも味わうことができる.駒形橋や両国,芝浦付近から,提灯のぶら下がった屋形船が貸しきりで運航され,船内は畳敷きとなっており,揚げたての天ぷらや刺身,カラオケなどができるようになっている.そして,なんと言っても最高の夜景は,お台場のきらびやかな近未来の灯であり,江戸情緒に浸りながら最先端の灯りを堪能することができるのである.

 

堤防の階段を下りて船に乗り込む

 
ライトアップされた隅田川橋梁群をくぐって東京港を目指す
(左:永代橋 右:新大橋)


隅田川を航行する船(首都高6号線より)


屋形船 船内

 
調理場や水洗トイレも完備されている


カラオケもできる


笑顔が素敵な従業員と・・・・


お台場の夜景
実際に船から眺めると,デックス東京やフジテレビの明かりが宝石のように瞬いて,
巨大な船・タイタニック号のように見える.これはとても美しい.

乗り継ぎ専用の自動改札機【東京考察#73】

The automatic ticket gate only for changes


乗り継ぎ専用の自動改札機(オレンジ色)

 


 ちょっとパズルのような話しなので,頭を柔らかくして読んでください.

電車の運賃というのはキロ制となっているので,同じ会社であれば乗り換えても通しの切符で乗ることが出来る.つまり,同じ会社であれば乗換駅でも改札を通らないで済むのである.ところが,営団地下鉄の場合,駅によっては離れているときがあって,構造上改札口を通らないと地下鉄を乗り換えることができないことがある.そんなときは,改札を出ても再び切符が必要となるので,検札をするだけで切符が再び出てくる自動改札機を通らなければならない.その改札機が「乗り継ぎ専用の自動改札機」なのである.

乗り継ぎ専用自動改札機は,オレンジ色に塗られており,この改札機を通ると切符が再びでてくる仕組みになっている.これ以外の改札機を通ると,乗り継ぎしないで当駅で下車するものとして切符が出てこないで回収される.

この「乗り継ぎ専用自動改札機」には賢い仕組みが取り入れられている.乗り継ぐ予定のなかった乗客が誤ってこの改札機を通ると,扉が開いて切符も回収されずに出てくるが,乗客は下車するつもりなので切符をとらないでそのまま通り抜けていく.すると,出ていた切符は5秒くらいくると自動的に引っ込んで回収される仕組みになっている.こうすれば,次の乗客がきても問題なく通常の待ちの状態に戻る.さて,ここで問題となるのが,乗客が混雑していて連続で乗り継ぎ専用自動改札機に進入したときである.

通過する人すべてが乗り継ぎ専用自動改札機の仕組みを知っていて,切符をとってくれれば問題は起こらない.次々とスムーズに乗客をさばいてくれる.
ところが,1番目の乗客が下車するつもりで切符をとらないで通過してしまったあとに,乗り継ぎ予定の2番目の乗客が切符をいれて自動改札機を通過すると,まだ前の人の切符が出ている状況で,その前の人の切符をとってしまうという現象が起こってしまうのである.さらに3番目の乗客も乗り継ぎ予定だと2番目の人の切符をとってしまい,4番目の人は3番目の人の切符をとってしまい・・・と.つまり前の人の切符を次々と取ってしまうのである.さらに問題なのは,本人たちには前の人の切符を取ってしまったという自覚がないから,そのまま乗換路線へとすたすたと去ってしまい,目的駅で降りるときに,「あれ,切符が入れ替わっている.目的地まで切符を買ったのに,この切符じゃ精算しなければならない」という事態に陥るのである.
「おやっ」とした顔をして乗客たちが立ち止まり,井戸端会議をしたあとに首を傾げながら切符をとっていったり,改札機の仕組みを知っていて気が付いた人は前の人の切符を取って捨ててから,自分の切符を取り直す人もいる.しかし,遠くまでの高い切符を買ったのに,取り違えて乗換駅までの切符にすり替わっていた時は,最悪のシナリオである.


パターン 1


この人は乗り継ぎ目的ではないので,
出てきた切符を取らないで通過した.
この切符を後ろの人が取ってしまうと,切符がすり替わる.


パターン 2


この人は前の人の切符を取って確認し,
自分の切符を入れて通過しようとしている.


パターン 3


この人は下車するつもりだったのに,
切符が再び出てきたので驚いている様子.
このあと,とりあえず切符をとって,首をかしげた.


地下鉄にご乗車の際,乗り換えの時はオレンジ色の「乗り継ぎ専用改札機」を,下車するときは普通の改札機を通りましょう.賢い使い方としては,途中下車ができるということですが,乗り継ぎ時間に制限がありますのでご注意を.

駅のエスカレーター【東京考察#63】

Escalator of a station


 ロンドンでは急ぐ人のためにエスカレーターの片側を開けておく習慣があるが,東京でも,ここ数年すっかり浸透するようになった.
東京の場合は,左側に寄って右側を急ぐ人のために開けておく.「急ぐ人」と「急がない人」の割合が1:1の時にはバランスがとれてちょうどよいが,日中や土日などは急がない人の割合の方が圧倒的に多く,左側にずらりと列ができて右側がガラガラといった光景がよく目に付く.下りはともかく,上りの場合はエスカレーターの段差は結構大きく,駆け上がって登ろうという気にはなかなかなれない.時間と体力を惜しまないビジネスマンのための習慣である.ちなみに,大阪ではこの習慣は早くから採り入れられているが,東京と違って右側に寄って左側を空けるようになっている.京都では東京と同じになっているので,大阪のみ反対となっているのである.


東京では左に寄って右側を空ける


一方,大阪では右に寄って左を空ける(御堂筋線心斎橋駅にて)