UENO3153ビル(上野西郷さんビル)【東京考察351】

Ueno 3153 Building (Ueno Mr.Saigo Building)

UENO3153ビル

かつて,上野駅しのばす口を出て,ガード下の右側を見ると上野百貨店と書かれ,レストラン聚楽台のあった古めかしいビルが建っていた.西郷会館というビルだったが,老朽化に伴って建て替えを行うこととなり,2012(平成24)年に新しくオープンしたビルがUENO3153(上野西郷さん)である.
西郷さんの銅像がビルの屋上にあるためこの名がつけられている.テナントは基本的に飲食店であり,薩摩魚鮮,上野精養軒,牛タンねぎし,焼肉叙々苑,ペッパランチダイナー,銀座ライオン,まるごと北海道,ロッテリア,コージーコーナーなど.上野駅前で食事処を探しているのであればとりあえずUENO3153ビルに入ってみるとよい.

地下1階には「まるごと北海道」

2階にはペッパーランチ.「いきなりステーキ」と同じ会社なので,メニューはほぼ同じだが,家族連れでも安心できるテーブル席がメイン.

そのほか,上野精養軒や牛タンねぎしなども入る.レストラン聚楽は新しいビルにはテナントとして入らなかった.ただ,中央通り道路向かい側のガード下には「レストランじゅらく」がある.

1階には外貨両替機が設置してある.


UENO3153ビルの隣(上野公園側)には「さくらテラス」という飲食店の入ったビルがある.かつての松竹デパートの跡地で,山手線や京浜東北線の車窓から「上野囲碁センター」の看板と囲碁を打つ人々を見た記憶のある方は多いのではないだろうか.そのビルがなくなって新しくなったのである.


さらに,さくらテラスの隣(上野公園側)には,「バンブーガーデン」がある.かつてはちょっと近寄るのをためらってしまうような汚らしい一角であったこの周辺地域は,一気におしゃれな商業施設に生まれ変わっていた.ここで家族で食事をして,上野公園や上野動物園,博物館・美術館に行くのも全然OKである.


かつての西郷会館のビル.上野百貨店,聚楽の看板が懐かしい.

特別展「昆虫」(国立科学博物館)【東京考察347】

Special exhibition insects(National Museum of Nature and Science)

「昆活しようぜ!」ポスター

今年の夏の東京は「昆虫」が熱い! 東京スカイツリーや東大の研究博物館,国立科学博物館で昆虫展をやっているのではしごをしてみるのも面白い.上野にある国立科学博物館では,「生態、多様性や機能、他の生物との関わりなど、幅広い視点から昆虫の魅力に迫り、その研究成果が現代社会でどのように活かされているのかを取り上げます。」をテーマに,わかりやすい展示内容で特別展として開催されている.夏休み期間中なので多くの家族連れで混雑しており,落ち着いてゆっくり見るというわけにはいかなかったが,時間が許せば空いている平日にじっくりと見てみたい.開催期間は2018(平成30)年7月13日(金)~10月8日(月)まで.ローソンだと企画チケットとして割引のファミリーチケットなどを事前購入できる.

特別展は別の入口からも入れる.

熱いから配布されるうちわ.昆虫ワールド!

蚊の巨大模型!

こちらはセミ!

続いてチョウチョ.

このように巨大模型が展示されている.

昆虫の歴史が年表で学べる.

とにかくすごい人.昆虫って子供たちに大人気なのである.東京の大都会で触れる機会があまりないのにと思うが,むしろ大都会で見られなくなったからこそ珍しい昆虫が注目されるのか.

それぞれの生息環境ごとに標本が展示されている.

漫画でわかりやすく解説.

昆虫人間,カブトムシマン.「何じゃこりゃ」っていう感じ.

標本の作り方を映像で紹介.

標本がずらりずらり.標本をゆっくり見るなら,東京大学総合研究博物館にも足を運ぶといい.

ゲーム感覚で学ぶこともできる.

懐かしい~.ジャポニカ学習帳の表紙には虫の写真が載っていたっけ.

お土産グッズ売り場も大盛況.

これ本物の生物が入った「化石」.お値段は・・・

ゴキブリは17,820円.

カメムシは58,400円.

ヤゴは,な・な・なんと194,400円!これは子供のお土産としては買えないな~.同じ昆虫なんだけど.ゴキブリは安い.

記念写真は「昆活しようぜ!」 オフィシャルサポーターとして俳優の香川照之さんが務めている.昆虫に関わる活動を昆活と呼びかけている.NHK-Eテレの番組「昆虫すごいぜ!」でカマキリ先生として登場しており,子供たちにも人気がある.

館内を出ると,おなじみのシロナガスクジラの屋外展示.

浅草すしや通り(浅草一丁目)【東京考察339】

Asakusa sushi street mall


浅草すしや通り 

 


 浅草すしや通りは,浅草一丁目の浅草公園六区へ向かう道に位置する商店街である.延長は100mほどで決して長くはないが,飲食店が多く,戦前はすし屋が多かったことからこの名で呼ばれるようになったという.現在歩いてみると,それほどすし屋が多いとは感じない.1960(昭和35)年に浅草寺が再建されたときにアーケードが完成しているが,このアーケードは都内第1号許可のものだとか.現在のアーケードは1986(昭和61)年に改修されたものである.

アーケードにデザインされているイラスト
「浅草はいつもモダン」 昭和の香りがプンプンする

すし屋が多いからすし屋通り
でも最近はそれほど多くないと感じる.
 
すし屋に限らず,飲食店が並んでいる.
 
歴史と重みを感じさせる店構え

 

まるごとにっぽん(浅草公園六区)【東京考察338】

Japanese excellent article for sale shop “Marugoto Nippon” at Asakusa


浅草公園六区にある「まるごとにっぽん」

 


 「まるごとにっぽん」とは,次世代に向けて日本の古き良き伝統や食文化・製品を後世に繋げていくため,全国47都道府県の逸品や名産品を紹介する商業施設である.2015(平成27)年11月にオープンした.東京楽天地浅草ビルの1~4階までが「まるごとにっぽん」となっており,5階以上はリッチモンドホテルである.公園六区と言えば,戦前戦後の一大歓楽街であったが,近年はかつてほどの勢いはない.この勢いを取り戻すべく株式会社東京楽天地によってできたのが当施設である.全国からの逸品がそろっており,見るだけでも面白い商業施設である.

フロアは1~4階
 
木のぬくもりを感じさせる落ち着いた空間
全国からの逸品が集まっている

一見すると温泉施設!!?
これは温泉グッズを売るお店なのである.
 

浅草寺【東京考察337】

Sensoji Temple


大勢の参拝客で賑わう浅草寺

 


 浅草寺は,都内で最古となるお寺である.大勢の参拝客が訪れており,年間参拝客は約2,800万人というから驚く.近年の外国人観光客のブームもあって,海外からの皆様も多く目にする.本尊は聖観音菩薩で浅草観音として親しまれている.ちなみに地名は「あさくさ」,お寺は「せんそうじ」と読む.仏教に関連したお寺は音読みになり,日本古来からの地名は訓読みだからとのこと.神社は訓読みだそうである.

宝蔵門(仁王門)
1945(昭和20)年に戦災にあって,
現在の門は1964(昭和39)年の再建によるもの.
 
仁王さま「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」

浴衣を着た外国人観光客(レンタルがある)
暑い夏でも涼しげな風景となり,よく似合っている.

本堂が見えてきた.

煙をかぶると頭がよくなると小さい頃教えられたことを思い出す

お水舎
龍神像をまつっている

本堂へ上る階段
多くの参拝客が訪れている

本堂から見た宝蔵門

五重塔は改修工事中であった

ポポンデッタwith東武鉄道ギャラリー【東京考察336】

Popondetta With TOBU Railway

 


 ポポンデッタはNゲージを中心とした鉄道模型を扱う専門店である.その鉄道模型店と東武鉄道がコラボレーションしたお店が,東武浅草駅の上,浅草エキミセの7階にある.通常の模型の他に,ミニ博物館「東武鉄道ギャラリー」があって,かつて日光・鬼怒川を結んでいたデラックスロマンスカー「けごん」や,東武の歴代の車両が解説されていたりする.また,レンタルレイアウトといってNゲージのレイアウトをレンタルして運転できるコーナーも設けられており,ちょっとした鉄道博物館的な感じのするお店である.東武鉄道に特化したグッズなどもあって,東武ファンにはたまらないお店である.2015(平成27)年9月にオープンした.営業時間は10時~20時.

東武鉄道とのコラボなので,
歴代の車両が解説付きで展示されている.

鉄道模型がずらりと販売されている.
もちろん東武鉄道関連も含まれている.
 
Nゲージのレンタルレイアウト
1番線から12番線まである.1時間600円~(土日祝),お試し20分400円(土日祝)もある.

1番線は8000系の実物運転台
 
広いレイアウトで遊びたいときにはお勧めである.

浅草エキミセ(松屋浅草・東武浅草駅ビル)【東京考察335】

Asakusa Eki Mise (Tobu Asakusa Station building)


浅草エキミセ

 


 浅草エキミセは,かつては全フロアーが松屋浅草デパートであったものが,松屋浅草の縮小に伴って開業した商業施設である.ビルの2階が東武鉄道浅草駅となっているため,東武浅草駅といった方がピンとくるかもしれない.
松屋浅草は歴史のあるデパートで1931(昭和6)年に開業しており,現在の建物もその時に建設された壮麗なネオ・ルネサンス様式の建築である(建物は東武鉄道の所有).関東初の百貨店併設の駅ビルで,当時は日本最大級の規模であり,設計は南海難波駅などを手がけた建築家久野節であった.昭和初期の浅草は東京の一大歓楽街であったので,当時は相当の賑わいだったに違いない.
その後1970年頃に,外壁の劣化による剥離防止のため,建物の外壁をアルミルーバーで全面的に覆う工事を行ったため,それ以降,ネオ・ルネサンス様式の建物ファサードが見られない時期が続いていた.そして,近年,耐震改修工事とあわせて建物の歴史的価値の再評価を行うことによって,全面を覆っていたアルミルーバーを全て撤去し,2012(平成24)年の東京スカイツリー開業にあわせて,極力往年の姿に近づけた全面リニューアルによる復活がなされたのである.
やはり当時の本物の姿を眺めると,重厚感があって素晴らしいと改めて感じる.以前の無機質なアルミルーバーで覆ったものとは格段の違いがある.この全面リニューアル時に松屋浅草はフロアーを縮小し,現在は地下1階~3階までが松屋浅草となって,4階~7階は各テナントが入居する「浅草エキミセ」として再出発した.2階は東武浅草駅ターミナルとなっている.
 
リニューアル後の建物.
当時のファサードが復活し,重厚感ある浅草駅が蘇った.

こちらがリニューアル前の松屋浅草(東武浅草駅)
アルミルーバーにより全面的に覆われてしまっていた.
(1989(平成元)年10月に撮影)
 
1階の東武浅草駅.
乗り場はエスカレータで2階まで上がる.

浅草エキミセのフロア案内

浅草ハレテラスは屋上にある展望施設
レトロな階段で屋上に上がると・・・

スカイツリーが目の前に広がるテラスとなる
 
納涼ハレテラス エキビアホール
しかし,本日の気温35度の炎天下では誰もいないかと思いきや...

ビールを飲む人たちがいた!しかもバーベキュー!

正一位出世稲荷大明神を祀る神社

7階はレストラン街「駅見世ごはん」
浅草には「デパート」というイメージはないが,
それを求めたいときは浅草エキミセ(松屋浅草)がお勧め.
その他,くまざわ書店,家電のノジマ,Right-on,ABCマートなどが入る.

東武鉄道が所有するビル内にあるだけあって
東武関連を充実させた鉄道模型を取りそろえるポポンデッタ
(詳しくは,次項目(東京考察No.336)で)

草64 池袋駅東口⇔浅草寿町[都バスで東京発見]

池袋・王子・浅草を明治通りで結ぶ路線

草64 池袋駅東口⇔浅草寿町(経由)王子駅・日本堤 巣鴨営業所

路線keyword:明治通り,池袋,飛鳥山,吉原大門,浅草公園六区,浅草雷門,都電と併走


池袋・王子・浅草と、電車では乗換なければならない地点を明治通りで結ぶ比較的利用価値のある路線であり、休日には若干本数が増える。池袋・浅草間には、この他に巣鴨駅・白山・千束を経由する草63系統が存在する。
池袋駅から王子駅までは王40系統と同じルートを走る。王子駅前を出発するとこのバスは溝田橋交差点で右折して王40・王57系統と別れるが、明治通りも右に曲がっているので、通り名称は変わらない。石神井川を小さな橋で渡り、梶原で都電荒川線と交差する。この路線は、都電の線路と平行に走って行くわけではないが、都電が結ぶ地域と同じ地域を結んで走っている。
右手にひっそりと佇むJR宇都宮・高崎線の尾久駅舎が現れる。注意をして見ないと気づかずに通り過ぎてしまう。駅の後ろにはJRの操車場が広大に広がっており、運が良ければ夜の発車を待つ東北方面への寝台列車をちらっと眺めることができる。
京成線新三河島駅を過ぎ、左手に荒川区役所前に広がる公園を眺め、バスは中小工業と住宅が混在する下町の中を走っていく。この辺りの明治通りは、渋谷駅前・新宿伊勢丹前・池袋駅前の明治通りとは全く異なった趣を呈す。
大関横丁で国道4号・日光街道と交差し、三ノ輪二丁目で明治通りは左斜め前に別れていく。バスはここで明治通りに別れを告げ、土手通りを南に走っていき、山谷地域に接している日本堤を通過する。そして、遊郭で有名だった吉原の裏手に位置する吉原大門となり、吉原大門交差点の昭和シェル石油ガソリンスタンド前歩道に「見返りの柳」が小さな石灯籠と共にぽつんと一本立っている。バスは高速で走り抜けていくので、車内から見るときは目を凝らして右手を眺めていなければ見過ごしてしまう。吉原(新吉原)は明暦3(1657)年に日本橋人形町あたりに存在していた旧吉原の遊郭を現在の千束四丁目に移転して形成された遊郭であるが、昭和33(1958)年の売春防止法の施行によって吉原遊郭は消滅した。現在は特殊浴場(ソープランド)街が形成されている。
浅草二丁目で往路復路が別れ、このバスは右に曲がる。駅前にバスターミナルのないところでは、バスをループ運行させて折り返させるルートとすることが多く、浅草の場合も繁華街が広域に広がっていることもあって、ループ運行をする路線が多く存在する。左手に浅草寺(浅草観音堂)の裏を一寸眺められ、西浅草三丁目交差点を左折し、左手に花やしき遊園地をこれまた一寸眺めて浅草公園六区となる。花やしきは江戸時代には花園で賑わったところで、昭和28(1953)年に日本初のローラーコースターが登場した遊園地である。
浅草公園六区の「六区」とは、明治15(1882)年より始まった浅草公園の築造・整備(全6区画に区分して整備)における区画番号のことである。その中でも第6区画は興行街として整備され、そのまま「浅草公園六区」という名称が東京の娯楽の代名詞のようになったのである。バス停の名称に「浅草公園六区」という名が今でも残されていることに拍手を送りたい。映画館は明治40(1907)年頃から登場し、現在も残る浅草六区の映画街が形成された。1本左手奥に入った道沿いに映画館が建ち並んでいる。
浅草の繁華な雰囲気となってバスは国際通りを直進し、右手には浅草ビューホテルの高層ビルが現れ、ROXビル前にて浅草一丁目のバス停となる。そして、地下鉄銀座線田原町駅前である終点浅草寿町に到着する。
浅草寿町発の池袋駅東口行は、浅草二丁目まではループ運行となる。浅草の見所の多いところを通過するので、浅草二丁目までを記載する。
浅草寿町を発車し、隅田川に架かる駒形橋を右手に見るとバスは左折する。正面には浅草雷門が現れ、「雷門」と黒字で書かれた大きな赤提灯が門にぶら下がっている。雷門は五穀豊穣を祈願して天慶5(942)年に建てられたもので、風神・雷神が安置されている。現在の雷門は昭和35(1960)に復元されたものである。雷門正面に突き当たると右折し、賑やかな商店街を走る。吾妻橋・隅田川橋めぐりの水上バスのりば・金色の炎のオブジェを右手に見ながらバスは左折し、松屋デパート・浅草駅前となって浅草松屋前(東武浅草駅)停留所となる。浅草寺に通じる二天門バス停を通って、浅草二丁目バス停となる。バスはそのまま直進して池袋に向かう。

草63 池袋駅東口-浅草寿町[都バスで東京発見]

千駄木・根津界隈の山の手台地の下町的住宅街を走る路線

草63 池袋駅東口⇔浅草寿町(経由)巣鴨駅・千束 巣鴨営業所

路線keyword:文京区の山の手住宅地,浅草公園六区,巣鴨とげぬき地蔵


池袋駅から浅草寿町までを走るバスは、王子駅を経由して明治通りを走っていく草64系統と、昭和初期の頃までは高級住宅地だったであろう山の手台地の住宅街を縫うようにしてはしっていくこの草63系統の2路線が存在する。
池袋駅東口パルコ前より発車する。豊島区役所前を過ぎ、明治通りを王子へ向けて走っていく。西巣鴨で国道17号・白山通りへ右折する。ここを左折すると中山道となる。
新庚申塚で都電の線路と交差し、左に豊島市場を見て巣鴨駅前となる。巣鴨にはおばあちゃんの原宿と呼ばれる「巣鴨とげぬき地蔵」があり、4のつく日は縁日となって、根津・千駄木あたりにすむご老人たちが、このバスに乗ってやってくる。
バスは旧白山通りの2車線の通りに入り、東洋大学前を走る。山の手台地らしく坂が多くなってくる。そして、白山上で左折。商店街を抜け、文京区内の古い街並みを縫うように走っていく。このあたりには、医者や弁護士など、かつて名声を馳せたご老人たちが多く住んでおり、街並みは古くてもどこか文化の香りが漂う街でもある。バスに乗ってくる乗客も、シルバーパスを持った人が多い。
駒込千駄木町を出ると急な下り坂となり、団子坂下。不忍通りへ左折する。商店街の続く通りを走り、道灌山下で右折すると、西日暮里駅となる。
ここから今度は、下町の風景となる。荒川4丁目で明治通りに右折し、草64系統と合流するが、大関横町で右折し、再び草64系統とは別れて浅草寿町に向かう。三ノ輪橋駅を過ぎ、国際通りとなって、かつての繁華街・浅草公園六区を左に見て、終点浅草寿町となる。

上60 池袋駅東口⇔上野公園[都バスで東京発見]

白山通り・春日通りの補完的な役割を果たす千川通りを走る路線

上60 池袋駅東口⇔上野公園(経由)大塚駅・文京区役所 大塚営業所

路線keyword:元祖山の手住宅地,文京区役所,千川通り,東京大学,上野広小路,不忍池


 かつては茶60系統として、池袋駅東口・御茶ノ水駅間の運行だったが、御茶ノ水駅行ではなく上野公園行に変更された路線である。池袋駅東口・大塚駅間は朝夕のみの運行であり、それ以外の時間は大塚駅の発着となっている。
上野公園バス停は不忍池南側・水上音楽堂に位置し、バスターミナルが存在しないので、上野公園付近ではループ状にルートを設定してバスを運行させている。上野公園を発車すると、中央通りに入り、アブアブや上野松坂屋のデパートを眺め、上野広小路の繁華街をぐるりと周回する。
右手に再び不忍池が現れ、バスは不忍通りを北上する。地下鉄千代田線根津駅までは、上58系統と同じルートを走る。
根津駅にてバスは左折する。この辺りを歩いている学生はほとんどが東大生である。バスは坂を上り、弥生となって東京大学を両手に眺め、本郷通りを横切って元祖山の手住宅地である古い街並みを進んでいく。
白山通りに入るとバスは南へ進む。バスは文京区役所に寄るように迂回したルートを走り、春日町交差点で右折し、文京区役所前を通ると再びバスは右折して、進路を北に向ける。後ろを振り返ると、東京ドームの巨大な白い屋根がビルの谷間に埋もれて見ることができる。
バスは2車線の千川通りを北上する。この通りは春日通りと白山通りの中間に位置し、沿線は小石川界隈の静寂で落ち着いた古い街並みが多く残る地域である。大塚までは緩やかな上り坂が続き、山の手台地の趣を感じ取ることができる。
右手奥には小石川植物園が存在する。不忍通りを横切って、しばらく行くと都電の走る大塚駅前となる。
大塚駅に寄ると、バスは180度方向を転換し、通りは違うが再び南に進路をとる。

大塚-池袋 未乗