不動ブナと木地師の里ミニ資料館(湖南中ノ入地区)【郡山見聞録111】

郡山市街から県道を湖南方面に走り,国道294号を左折した先に湖南町三代中ノ入集落がある.ここは木地師(お椀やお盆などの木工品を加工する職人)が,会津の基礎を作った蒲生氏郷に従えて滋賀県愛智郡から会津藩領(湖南含む)に移住したところである.ほとんどが「小椋」姓を名乗っている.会津地方で400年近い歳月を全うし,会津塗りの発展に大きく貢献してきたところで,木地師はトチノキやブナノキ,ケヤキなどの木材を求めて山から山へ移り住む生活をしていたが,その後,炭焼きや農耕を主として一カ所に定住した生活を送るように変わっていったという.(参考資料:「旧会津藩領地御代村中ノ入木地師集落が歩んで来た今から遠い昔のお話で御座います」著作:小椋富士男,監修:小椋覚)

そんな歴史のある中ノ入集落を山奥に入っていったところにブナ林がある.毎年,地元の「郡山市橅の森を守る会」の有志が集まって遊歩道の整備などが行われており,今回木材運びなどのボランティアとして活動に参加した.山を詳しく知る地元の方だけあって,木柵や東屋の建て付けの手際がとてもスムーズ.山を生活のフィールドとしてきた皆さんは,活き活きと笑顔で楽しく作業を進めていた.

ふもとには不動明王と不動滝,遊歩道を登っていくと県内で数少ないブナ林を歩くことができ,頂上には推定樹齢350年の大きなブナの木が立ち,猪苗代湖や磐梯山,天気が良ければ飯豊連峰を望むことができる.不動ブナふもとには駐車場と簡易トイレ,東屋が整備されているが,中ノ入集落からふもとの駐車場までは砂利道を進んでいくことになるので注意.
また,中ノ入集落には,木地師としての生活や歴史を展示した「木地師の里ミニ資料館」がある.入口に記載してある携帯電話に連絡をすれば中に入ることができる.


木地師の里ミニ資料館の地図

国道294号から左に入る

麓にあるブナの森駐車場

簡易トイレ
看板には会長,工事部長,事務統括,庶務・・・
地区住民の強い絆を伺い知ることができる

不動明王

整備された遊歩道 (登り階段)

不動滝

ブナの森

不動ブナ山頂 (最後は少し急登坂)

推定樹齢350年の不動ブナ

遊歩道を整備する
地元有志の皆様

木地師の里ミニ資料館

ダイコクドラック閉店【郡山見聞録110】

ヨドバシカメラ(アティー)の裏口から出たところにあったダイコクドラック.2018(平成30)年10月5日に閉店となった.閉店後は仙台のダイコクドラックをご利用くださいとの張り紙が貼ってあった.

ダイコクドラックは大阪に本社を置くドラックストア(ディスカウントストア)で,関西方面で多く展開しているお店である.ど派手な商品説明や割引告知など,東北地方にはあまり馴染まないような店舗だったが個人的には好きであった.郡山駅前にあるドラックストアとしては品揃えも豊富だっただけにちょいと残念である(ドラッグストアは他に,北側エスパルの1階奥にマツモトキヨシがある).

ダイコクドラックの楽天ポイントカードが,これまた「DDプリンセス」と呼ばれるダイコクドラックがつくったガールズユニット(歌まで出していて曲が店内に流れている)が印刷されたカードで,ダイコクドラックでレジの人に出すときはいいが,他店のマクドナルドで若い女性の店員にこのカードを出すとちょっと恥ずかしい(マックの店員は必ずカードの表面を見て確認をする).

現在,ヨドバシカメラの入るアティー(Ati)の耐震工事と外壁内装リニューアル工事が進められているが,ちまたの噂では1階部分が増床されるようで,このダイコクドラックだったところが広げられるとの憶測が囁かれている.どのようになるのか,アティの改装工事の完成が楽しみである.

天皇皇后両陛下が郡山へ(行幸啓)【郡山見聞録109】

第69回全国植樹祭(福島県南相馬市で開催)に出席されるため,天皇皇后両陛下が郡山駅から車に乗り換えて,宿泊地となるいわき市に向かわれた.天皇皇后両陛下が公務で福島県に訪問されるのは今回が最後になるとのことで,福島県内で実際にお姿を見られるのはこれが最後になるかもしれないので,郡山駅前まで行ってみることにした.交通規制が正午から14時まで行われると今朝の新聞で報道があったのと,郡山駅で新幹線から車に乗り換えて磐越自動車道を利用していわき市に向かうだろうということは予想できたが,郡山駅からどの道路を走って行くのかはわからなかった.正午頃から警察官が交差点に立ち始めていたので,どのルートを通るか聞いてみたが,「私たちも聞かされていないんですよ」との返事.本当かどうかはわからないが,直前まで具体的な走行ルートは知らせることができないらしい.

13時近くなり,郡山駅前に行ってみるとバス乗り場はすべて閉鎖されていて,その周りに歓迎の横断幕を持った人々がすでに待機していた.バス乗り場の専用ターミナルから乗車されるようだ.そして警察官に聞いてみると,「13時10分くらいから出発して,北側に走っていった後,美術館通りを右に曲がって走っていきます.ここは立ち止まれないので,あちら側の道路でお願いします」と案内があり,ビッグアイからホテルドーミインの間にある道路の西側歩道のみが見られる場所として案内された.

そこに行ってみるとすでにすごい人.結局,ホテルドーミインの前の交差点まで歩いて行くこととなり,そこで天皇皇后両陛下をお迎えすることにした.事前に案内をする他県から応援に来た警察官がいて,いろいろと注意事項を説明していたが,どのような順番で車が通っていくかなど,慣れた感じで案内をしていた.「B」というステッカーが貼ってあるパトカーがやってくると「まもなく車列がくる」との合図,そして「3」というパトカーがやってくると「3分前」との合図,「1」という車だと「1分前」,そして黒い車が走った後に,天候皇后両陛下が乗った車が通るとのこと.ナンバープレートに菊のご紋がついているのでそれが目印であり,ここは交差点前なので徐行して走るので慌てないで撮影してくださいとのこと.また,旗を振るときは大きく左右に振るのではなく,小さく小刻みに動かしてください,最後に「Z」の車が通ったら終了になります,車列が通るときは我々も向こう側をみてここからいなくなります,など,笑いを誘いながら明るい感じで色々と説明をしていた.「B」の車がやってくると,向かい側の歩道には人がいなくなり,昼間なのにしーんと静まりかえって,今か今かと皆,待ち続けていた.

そして車列がやってきた.歓声があがりみんなで手を振った.窓を開け,天皇陛下は奥の席に,皇后さまは手前の席に座られ,笑顔で手を振っていた.あっというまに車は過ぎ去って,交差点を右折したあと,JR線のアンダーボックスの中に入っていった.不思議とジーンと感動してしまう光景である.

動画をTwitterで.https://twitter.com/BANCHAN_WORLD/status/1005314204889313280

JR郡山総合車両センター一般公開【郡山見聞録108】

昨年(平成28年)は6月に「郡山車両基地まつり」として開催されていたが,今年は名称を「郡山総合車両センター一般公開」と変え,時期が2017(平成29)年9月16日に開催された.毎年恒例となっているイベントで,普段は見ることのできない列車の整備工場を見ることができ,なんと言っても本物の列車や設備を間近に見れるので,展示館とは違った迫力で見学をすることができるところに大きな魅力がある.子供だけではなく,大人も結構興味をそそられるもので,小さいときに乗り物好きだった思い出を懐かしく感じるお父さんもいるに違いない.いつも目にするJRは,窓口で切符を買って改札口を通り,列車に乗って移動するといったところであるが,実際に列車を運行するには裏方の整備が大変重要であり,鉄道の運行を陰で支える大きな役割の部分を肌で感じられるイベントである.

総合車両センターへは郡山駅から無料の臨時列車が走っており(定員200名で出発の30分前から整理券配布),2両編成の気動車がゆっくりと止まりそうになりながら,右手に東北本線,左手にイオンタウンを眺めて,総合車両センターへと走って行く.臨時列車に乗れなくても,駅前から臨時のバスが走っているので,足に困ることはない.

中に入ると車両が展示されているのはもちろんであるが,トラバーサと呼ばれる車両を横方向(左右)に移動させる機械の実演や,そのトラバーサに実際に乗って1往復移動する体験乗車,レールスター体験乗車,高所作業車に乗って電車の屋根見学,ドア開閉操作体験,車内放送の体験,行き先方向幕の操作体験,モーターや台車,輪軸の展示,台車の組み立て実演,ブレーキ弁操作体験,パンタグラフ動作実演,ミニSL乗車,塗り絵・ペーパークラフトコーナなどなど,様々な体験を本物の装置を使って体験できるところが大変魅力的である.

社員食堂も開放されてカレーライスやそばなどが食べられ,外のテントではやきそばやポテト,ポップコーン,鉄道グッズなども販売されている.高校生による和太鼓演奏やピエロによるバルーンアートなど鉄道以外の催しも取り入れられている.

今年の開催日は3連休の初日であり,他でも秋のイベントが開催されていたりなど,昨年よりも若干人手が少なかったようにも感じるが(その分,それほど並ばずに体験ができたところはGood!),子供達が「ものづくり」や「技術」へ興味を持つきっかけとなるよう,毎年開催して欲しいイベントである.

(写真はTwitterで.https://twitter.com/banchan_world/status/908867451680563200

ビール祭(開成山公園)【郡山見聞録107】

毎年7月下旬になると開催される「ビール祭」,開成山公園の自由広場において水曜日から日曜日まで計5日間開催された.今回(2017(平成29)年)で23回を迎える夏の風物詩的なイベントなのであるが,もともとはドイツのミュンヘン市で開かれている世界最大のビール祭りである「オクトーバーフェスト」を郡山でできないか,との思いで郡山商工会議所が中心となって開催されてきたイベントである.ビール祭なので子供は楽しめないのかと思われがちだが,中に入ると射的やくじ・スライダー・汽車ぽっぽなど「縁日広場」があって多くの家族連れで賑わっている.

そして凄いと思うのは,屋根付きの大きなテントの中に机といすがズラーッと並べられているテントブース.これだけの規模でテントが設営されているイベントは,なかなか見たことがない.さらに売られている料理も洗練された感じのするメニューが並べられていて,さすが商工会議所が主催となった民間企業の底力が感じられるものである.ビールもキリン・アサヒ・サッポロはもちろんのこと,ドイツのビールも味わえる.

ステージではクイズ大会やダンスなどが開催されているのだが,中でも一番の見ものは本場ドイツからやってきた「ドイツバンド」.みんなで乾杯をしながら音楽で盛り上がっていく.毎日,最後のステージは全てドイツバンドで締めている.暑い熱い郡山の夜を体感できるイベントなのであった.広大なテントスペースなのであるが,人が多くて,早めに行かないと席がとれない.しかし心配ご無用,その場合はビールケースを重ねて机にした「立ち飲みスペース」もあるのでご安心を.

空港公園自然塾(福島空港)【郡山見聞録106】

福島空港に隣接して広がる自然豊かな公園が福島空港公園である.その福島空港公園では様々なイベントが開催されているのであるが,そのひとつに毎月1回主に子供達を対象として自然の中での遊びや食生活の仕方などを五感で楽しく体験する「空港公園自然塾」が開催されている.7月のテーマは「昆虫トラップづくり」.参加してみることにした.参加方法は至って簡単で,開催の1週間前までに窓口かメール(記載のメールアドレスにそのままメールを送ればOK)で申し込みをすればよい.参加費500円は当日払うことになる.福島空港公園は3つのエリアに分かれているのであるが,今回の会場は「緑のスポーツエリア」の21世紀建設館の会議室であった.

まずは,ペットボトルにカッターで穴を開けて昆虫が入る穴をあけ,足場となるネットを側面に両面テープで貼り付ける.そして,えさとなるバナナ・砂糖・酢・ドライイースト,そして焼酎をビニール袋に入れてグチャグチャに混ぜたものをペットボトルに入れる.木に結ぶための紐をとりつけてトラップ(罠)のできあがり.材料は全て用意してくれる.<br> トラップが完成したら,みんなで林に行ってトラップを仕掛ける.途中,バッタやコガネムシ,蝉の抜け殻など,色々な自然の営みを発見しながら,そして説明を受けながら歩いて行く.クヌギやコナラの木に参加者がそれぞれつくったトラップを結びつけて終了.「次の日に虫が捕まっているかどうか,みんな見に来てね~」と言われ解散となる.駐車場のすぐ脇に草むらと林あって,虫をたくさん捕まえることができるので,虫好きな子供にはとてもよい.なお,道路を越えた草むら(林)には蛇がいるので立ち入らないようにと言われたので,柵があるところには入っていかない方がよいのでご注意を.

郡山駅開業130周年イベント(JR東日本)【郡山見聞録104】

JR郡山駅は1887(明治20)年7月16日に開業し,今年(2017(平成29)年)は開業130周年を迎える.それを記念して郡山駅で7月15日(土)に記念イベントが開催された.イベントの主な内容は,○×クイズ・コンコース内の音楽演奏・新幹線なすの号と子供写真記念撮影・起床装置体験・ミニSL乗車体験・130周年記念弁当販売・駅スタンプ記念台紙などとなっている.

「ミニSL乗車体験」は,駅前広場に直線の線路を引いて,本物の煙を出しながら走るミニSLに乗車するというもの.前進して一旦停車し,バックして乗車場所に戻る.あっという間に終わってしまうのであるが,子供たちは結構楽しんで乗車していた.乗車とあわせて塗り絵の本がもらえたのでさらに大喜びであった.

「駅スタンプ記念台紙」を受付でもらってスタンプを押すと,JR特製の記念品がもらえた.SLが描かれたエコバック,新幹線のカラーデザインのクリアファイル,そして旅行パンフレット.エコバックは利用価値がありそうだ.

そして,大人も興味のそそられる内容だったのが「新幹線なすの号と子供写真記念撮影」.通常は入ることができない貴賓室の見学と,新幹線ホームまで直通のエレベータで上がり,子供用のJR制服を着てなすの号先頭車両と記念撮影をするというもの.1日3回の開催であり1回あたり5組までの参加なので,受け付け開始から締め切りまですぐであった.いつもはそれほど気にとめない業務用の扉を開けて入り,まずは貴賓室の見学となる.室内は絨毯が敷かれソファーが並べられている.天皇皇后両陛下や安倍総理が利用されたとのこと.郡山駅にも貴賓室があるところなど,さすがはJR(国鉄)といった感じである.

次に,業務用のエレベータに乗って上へあがると,そこは新幹線のホームであった.通常は改札口を通って行くのに,こんな簡単に新幹線のホームに行ける裏ルートがあるなんてとても不思議な感覚になる.ホームの先端まで行き,子供用の制服に着替えて新幹線と記念撮影!(子供が,である).びゅんびゅん通過する新幹線を脇に見てイベントは終了した.通常は貴賓室が見られる機会(イベント)がないので,とても貴重な経験をした.

三穂田温泉【郡山見聞録102】

田んぼの真ん中にポツンと存在するのが三穂田温泉である.大きな旅館という感じではなく,昭和の香りが漂う施設で,どちらかというと日帰り温泉施設に宿泊施設が付属でくっついた感じの民宿といったところか.なんといっても値段の安さがうれしい限りで,日帰り温泉の場合大人550円,小学生350円,3歳以上幼児200円であるが,ファミタンカード持参の場合は幼児が無料となる.また宿泊料金は大人1泊2食付きで8,500円となっており,豪華で立派な旅館ではなくても,質のよい泉質の温泉でゆったりと過ごすにはいい場所である.泉質は,地下800mからわき出る52℃の源泉かけ流しとなっており,加温・加水を一切しないことから,冬の露天風呂はぬるめのお湯になってしまうとのこと.ナトリウム塩化物・硫酸塩温泉で,肌がスベスベとなってポカポカ暖まるが,浴室の足下もヌルヌルしていて滑りやすくなっているので入浴時は注意が必要である.無料休憩所もあって,食事もとることができる.日帰り入浴は6時~22時まで.近所の年配の方の利用が多い.

自転車もヨドバシカメラ【郡山見聞録101】

イオンバイクなどの自転車屋では自社ブランドの商品が多く展示されており,ブリジストンの自転車はほとんど置かれていない.ブリジストンの自転車は多少値は張るが,品質に安心感があるので現物を見てブリジストンを購入したいと思い,取扱店検索で調べてみたところ「ヨドバシカメラ郡山店」と出た.いまや,自転車もヨドバシの時代なのである.

ヨドバシカメラに行ったところ,欲しいと思っていたサイズの自転車が展示されていなかった(子供用の自転車なので,試しに跨がらせて購入したい)ため,1週間程度で取り寄せるので,それを確認してから購入を決めてもらってよいとのこと.さらに,比較対象としていた別の商品もあわせて取り寄せてもらえるとのことで,商品取り寄せの予約を行った.

そして1週間後に自転車が届き,試乗(といってもビル内の店内で試乗は基本的に難しく,ペダルがついていない自転車で跨がらせて少し動き回る程度)をさせてもらい,お気に入りの自転車を購入した.店内には自転車整備士兼販売員が2名いて,修理も受け付けてもらえるとのこと.物心ついたときからヨドバシ一筋で育ってきた私にとっては,品揃えが豊富でよく利用しており,ヨドバシドットコム(ネット通販)もよく使っているのであるが,自転車も今後はヨドバシでお世話になるようになったのであった.

ところが,ヨドバシ郡山店での自転車展示販売は,7月上旬をもって完全終了してしまうとのこと.アフターサービスと取り寄せは行えるが,毎日自転車整備士が店内にいるとは限らないとのことで,残念な限りであった.

郡山見聞録【81-100】[一括掲載]

No.100 元旦営業の初売り

ワークライフバランスの観点から元旦営業をやめるところも増えているが,元旦は初詣をしたあとはどうしようかと時間をもてあましてしまう.そこで元旦初売りをやっているところを駆け足で回ってみた.
まず,朝8時30分から初売りとなる郡山駅前のヨドバシカメラ.事前に新聞のチラシ等でチェックしていた福袋を買うために大勢の人がすでに列をつくっていて,時間になると整理券を受け取って購入.福袋以外はそれほど安売りしている感はないのであるが,ついでに球切れしていた懐中電灯の電池を購入した.
次に,郡山イオンタウンへ.ここもほぼ元旦から営業していて,さらに初売りバーゲン開催中!子供たちに人気のトイザらスなどがあるが,子供へのプレゼントは既にクリスマスで終了しているので今回は立ち寄らず(寄るとだだをこねられて収拾つかなくなり,結局買う羽目になる!),おしゃれ館へ.販売員の方々が「ただいまタイムセールで~す!半額セールをやっていま~す!限定10個の福袋で~す!」などと大声を張り上げている.元旦営業のお店が少ないからか,結構大勢の人で賑わっている.ぐるりと一周して,サーティーワンの初アイスクリームを子供と食べて後にした.サーティーワンでも2000円の商品券の入った福袋が売られていたが,これを結構みんな買っていた.
日頃食料品を購入しているヨークベニマル.普段よりもガラガラ(初売りにみんな行っている模様)であったが,ここでもつかみ取り入れ放題の初売りが!入浴剤や缶ジュース,おかしなどが山積みされ,「詰め放題!」などと言われるとついつい得した気分になってくるものである.
私はシャツを買いたかったので,午後になってから今度は一人で初売り店へ.ゼビオ本社1階にあるNEXT,X’tyleに行ってみた.50%や70%オフの初売りをやっていたのであるが,お気に入りのシャツのサイズは既に売り切れ!Sでは小さすぎるし,XLでは大きすぎる!初売りバーゲンは午前中早めに行くべきだと痛感した.
夕方になってきた.最後に西武系列の郡山モールへ.最近は土日でも結構すいている郡山モールであるが,さすがに元旦は大混雑.郡山イオンタウンと同様,「福袋,あと2つで~す」「バーゲン50%オフで~す!」などと叫び声が聞こえてきたが,私は無印良品へ.値札よりレジにて30%や50%引き,冬物を2点以上買うとさらにレジにて20%引き(さらにである!)になるというセールをやっていたので,シャツを2枚購入したのでありました.30%×20%=44%割引ということに.
そんなこんなの元旦でした.明日は,うすい百貨店や駅ビルエスパルの初売りが・・・・.(2017,01)

No.99 コミュタン福島(福島県環境創造センター交流棟)

コミュタン福島とは,放射線や環境問題について展示やワークショップ等を通じて理解を深めることができる入場無料の展示施設で,福島県環境創造センターの交流棟に入っている.そもそも環境創造センターとは何かということとなるが,原子力災害により放射能で汚染された福島の環境回復や創造に向けて,モニタリング・調査研究・情報収集・発信・教育・研修・交流を行う総合的な拠点となっている.コミュタン福島の常設展示は5つのブロックで構成されている.まず入場すると地元新聞の1面が並べられた「①ふくしまの3.11から」のエリアとなる.事故後の東京電力福島第一原子力発電所の模型や,映像シアターなどによりあの震災を振り返ることとなる.そして,環境回復の現状などを展示した「②ふくしまの環境のいま」,放射線のことを映像やゲームで知ることができる「③放射線ラボ」,原子力に依存しないふくしまの実現に向けた取り組みを示す「④環境創造ラボ」,球体の内側がスクリーンになっている「⑤環境創造シアター」,子供たちも楽しみながら学べるようにわかりやすく,ゲームも交えて展示されている.正直なところ,放射線について小さな子供が全て理解するにはちょっと難しいのではないかと思われるが,放射線とは関係ない内容のイベント(映画上映会やテーブルサイエンス,クラフト作り,生物に関する展示等・・・)が多数開催されているので,家族で訪れてみるとよい.三春町の田村工業団地内にある.土日祝日には郡山駅東口から1日4往復の無料シャトルバスが運行されている.開館時間9時~17時まで,月曜日と年末年始は休館.(2016.12)

No.98 表参道マルシェ

東京原宿の表参道?と思われるかもしれないが,こちらは安積國造神社から郡山ビューホテルアネックス南側のなかまち夢通りまでを結ぶ表参道のことである.表参道マルシェは,(一社)食大学が開催している1日限りのマルシェ(市場)で,今年(2016年)はまず6月25日(土)に開催された.食大学では,生産者から消費者までのネットワークづくり,福島県産食材を使用した料理教室,直売イベントなどを運営している団体.東日本大震災による原発事故により福島県の食材は,なかなか手にとってもらえない,同じ価格で買ってもらえない.そういった中から,美味しくて魅力ある「食」をみなさまにお届けしたいという強い思いから生まれたのが食大学だという.本物の魅力を伝えるため,生産者と消費者をつなぐ取組を行っているのである.まずは,地元の方々に満足して楽しんでもらえるような仕組みづくりとしてはじまったのが開成の柏屋ポケットガーデン(復興レストラン「福ケッチァーノ」の隣)で開催された「開成マルシェ」である.表参道マルシェは,場所が郡山駅近くに移ったもので,東京など県外からも足を運びやすいものとなっている.マルシェはとてもオシャレな空間となっていて,木の枠組みをつかったテントや,食材等を美しくならべるなど,お祭りの出店とは全く違った雰囲気となっている.今回の出店者は,郡山ブランド野菜協議会,ふるや農園,やますけ農園,季の子工房,佐藤物産,金賞野菜研究会,ブーランジェリーパルク,Nitcho,清水台平野屋,カメレオン郡山,おやしろカフェ!,福島6次化商品販売ブースとなっている.パン,お菓子,野菜,ワイン,ジャムetc,いろいろな福島の逸品が購入できる.次回,「表参道マルシェ」の開催は8月27(土),10月22日(土).ちなみに,柏屋開成店中庭ポケットガーデンで開催される「開成マルシェ」は7月23日(土),9月24日(土),11月26日(土),12月10日(土)開催となっている.福島の食に関する素材が手に入ります.是非,お越しを.(2016,06)

No.97 品揃え豊富なビバホーム

私が好きなホームセンターのひとつに「ビバホーム」がある.第1号は須賀川店を1977(昭和52)年にオープンさせたのがはじまりで,現在は株式会社LIXILビバとして本社をさいたま市において事業展開を図っている企業である.福島県内では5店を展開しているが,私がよく行くのは桑野店.現在のビバホームの店舗の中で最も歴史ある店となっている.とにかく品揃えが豊富で,「ホームセンターのヨドバシ!」と勝手にネーミングしている.それほど広大な店内ではなく決して新しい建物ではないのであるが,不思議と(といっては失礼か!)品揃えが豊富で,レアなものでも置いてある.個人的な嗜好の問題もあるのかもしれないが,ダイユーエイトでは気に入ったものがなくても,ビバホームには置いてあることが多い.現金会員になるとポイントがためられるほか,年に数回行われる5%・10%割引キャンペーンのはがきが送られてくる.
ちなみに,昨年までは横塚にスーパービバホームがあったが,土地賃借関係の契約更新がうまくいかず横塚店は閉店になって今はパチンコ屋になっている.そして,ヨークベニマルやほっともっとがある横塚2丁目に2016年12月末オープンを目指してダイユーエイトの出店が計画されている.(2016,06)

No.96 スマホで情報提供「ココナビこおりやま」

「ココナビこおりやま」と聞くと,市内の施設などを案内する地図情報システムかなと思う名前であるが,これは,専用のアプリ「FixMyStreetJapan(フィックスマイストリートジャパン)」により,道路の破損や防犯灯の故障などについてスマートフォンなどから写真で投稿し,郡山市役所に情報を提供するシステムである.この投稿を受けて,郡山市の担当部局が調査を行って補修などをするもの.市民にとってはこれは画期的なシステムで,一個人からの投稿により街がどんどんよくなっていくというものである.市役所でも人出が足りないため,細かいところまでは気づかないこともあると思うが,その細かい部分を市民からの投稿で補っている.先日,道路と歩道の街灯が5箇所ほど切れていて夜道が暗かったため,早速スマホで投稿したところ,すぐに対応していただき,夜道がとても明るくなった経験がある.市役所の独自判断では対応できない案件の場合は,地元の地区と相談して対応していくという回答が掲載され,警察署の案件の場合は,警察署に情報をつなぎ,担当が別の機関の場合はそこにつなぐといった対応が取られている.
郡山市のトップページからは,「市政情報」>「公聴」>「ココナビこおりやま」をクリックし,さらに外部サイトから新規レポートを投稿するようになっている(ユーザー登録が必要).現在,全国の自治体でこのシステムを導入しているのは,半田市,別府市,生駒市,郡山市の4市となっている.(2016,06)

No.95 東急ハンズトラックマーケット「BLOCKS」

郡山駅のエスパル1階に期間限定で「東急ハンズトラックマーケット ブロックス」がオープンしている.開催期間は2016(平成28)年3月26日~9月25日.東急ハンズトラックマーケットとは,「大都市を中心に出店するこれまでのハンズとは異なり,地方中規模都市を出店候補地とする期間限定・短期FC形態の新たなビジネスモデル」とのこと.商業施設内の遊休区画やイベント会場などに出店し,自らトラックに旬の商材を詰め込みその地に赴くことで,これまで東急ハンズの体験が難しかった地方の方々へ,気軽に「ハンズ体験」する場を提供するものとなっている.マツモトキヨシの隣に店舗があり,売られているものがキッチンやバス,健康,トラベル用品などであるためか(そもそも東急ハンズは都市型のホームセンターなのである),マツキヨの延長線上の店舗のようにも見える.東京の東急ハンズのように品揃え豊富に並べてあるといった印象ではないが,もともと東北地方への出店に消極的であった東急ハンズが福島県内にある!といった点では話題となるスペースである.ちなみに現在,東急ハンズトラックマーケットが開催されている都市は,小樽・千歳・青森・青森ELM・郡山・千葉・木更津・藤沢・浜松・豊田・岐阜・常滑・堺・和歌山となっている.(2016,05)

No.94 小児科の夜間救急病院

子供が小さいときはなにかとお世話になる夜間救急.子供が通常の診察時間外に高熱を出して下がらないときなど,救急車を呼ぶほどではないけれど医者の先生に見てもらいたいときには2つの方法がある.
まず,上亀田にある「郡山市休日・夜間急病センター(電話024-934-5656)」.元旦を除く午後7時から午後10時までの毎夜間と日曜祝日の午前9時~午後5時までの診察を行っているところで,郡山医師会の先生が輪番制で担当して診察している.高度な検査や医療はできないが,薬をもらいたいときなどは重宝する.
次に,郡山市内の大きな病院が輪番制で担当している救急受付がある.かつては太田西ノ内病院が行っていたが,現在は,負担軽減のため輪番制で担当病院が変わっていて,月・水・金曜日は太田西ノ内病院,火曜日は星総合病院,木曜日は寿泉堂病院,土日は別途定められた輪番制となっている.こちらは午後10時までということではなく24時間で対応を行っていると思われる.
上亀田の郡山市休日・夜間急病センターに行こうか,大病院に行こうか迷ったときは,まず郡山市休日・夜間急病センターに電話をして症状を伝えると,大病院に行った方がよい症状の場合は,その日の病院名を紹介してもらえる.
ちなみに,休日祝日には,さらに休日当番医が割り当てられている(休日の日中)ので,市政だよりや市ホームページで確認してみるといい.(2016,03)

No.93 郡山駅前のイルミネーション

今年で10回目を迎える郡山駅西口駅前の「ビッグツリーページェント・フェスタ IN KORIYAMA2015」,もともとは開成山公園で開催していたものを駅前で開催したのが始まりで,当初は約6万球の電飾であったものが,今年は約23万球にまで拡大している,郡山の冬の定番となった光のページェントである.滝の流れる広場には「楽都郡山」と光るイルミネーションが飾られ,記念撮影をする人もちらほら.Greenの扉には鮮やかなイルミネーションも.鮮やかな演出がされている.開催期間(今年2015年)は11月20日から翌年2月14日まで,点灯時間は17:00~23:30(1/15からは17:30から点灯),バレンタインデーまで開催しているのが嬉しいところである.(2015,12)

No.92 ふれあい科学館「スペースパーク」の鉄道模型

ビッグアイ22階のふれあい科学館「スペースパーク」展望フロアーに鉄道模型のコーナーがある(展望フロアーは無料で入れる).エレベータを降りて奥の方に行くと,Nゲージの鉄道ジオラマが広がっている.面積は40m2となっており,Nゲージとしては全国有数の規模を誇っているものである.展示内容は,昔の郡山,近代の郡山,そして現代の郡山の3部構成で作られていて,郡山駅舎を中心として過去から現代までの発展がわかるような造りとしている.
そして,毎日3回,鉄道ジオラマショーが20分ほど開催される.郡山の発展が紹介されるビデオ映像とともに鉄道模型が動くというものなのだが,映像の方が長くていつになったら動くのかなという演出なので,鉄道博物館(かつての交通博物館)のように沢山の列車が同時に動くといったものではなく,ショーについては小さな子供には向かない感じである.むしろショーのないときに,赤いボタンを押して鉄道模型を動かせる方が喜んでいた.模型そのものは圧巻なので,隣の売店でアイスでも食べながら,郡山の眺望も眺めながら,模型を見ることとしよう.(2015,12)

No.91 石筵ふれあい牧場

郡山市中心部から磐梯熱海に約30分ほど車で向かったところに,石筵ふれあい牧場がある.石筵と書いて「いしむしろ」と読む.この牧場は,財団法人の郡山市観光交流振興公社が運営しているものである.広々としていて,きれいに整備された公園といった感じの牧場なので,小さな子供連れやファミリーで,園内でボール遊びをしたりすることも可能である.見られる動物は,馬,ポニー,ロバ,羊,うさぎ,クジャク,モルモットなどのほか,乗馬体験ができ,川沿いでは,いも煮会やバーベキューができる施設もある.さらに,おもしろ自転車やマウンテンバイク,ターゲットバードゴルフなどのスポーツ施設や芝生の広がるふれあい広場,遊歩道,水遊びができるじゃぶじゃぶ川も設けられている.
「おもしろ自転車」とは,前の二人がけ席の人がペダルをこいで,池の周りのコースをぐるりと1周できるもの(乗るのは無料)であるが,最初は下り坂でスイスイいけるのであるが,池を半分まわったあたりから,今度は登り坂で戻ってこなければならず,ペダルをこいであがってくるのに想像以上に力を要する.ときどき後ろに同乗していた子供たちに押してもらっている微笑ましい光景が見られる.
さらに人気の施設として,園内にあるバーベキューハウスがある.こちらは,自分たちで持ち込むバーベキューではなくて,肉・野菜・ライスがセットとなった料金が設定されていて,その場で食べるバーベキューである.牛肉,豚肉,ラムのそれぞれのセット(ミックスもある!)が用意されているので,準備をするのは面倒だがバーベキューはやりたい!という方にとっては,ありがたい施設である.バーベキューハウス内の屋内と,その隣に併設されている屋外(屋根付きである),どちらでも肉を焼くことが可能である.
牧場の入場料は大人300円,小中学生150円.9:30から16:30開園.火曜日休園.11月中旬から4月中旬までは冬期閉園となるのでご注意を.(2015,09)

No.90 鏡石町の「田んぼアート」

岩瀬牧場からの帰り道,道路脇に「田んぼアート」と書かれた道案内の看板が立てられていたので,気になって矢印の案内に導かれていった.その先は,JR鏡石駅の裏(東側)にある鏡石町図書館であった.靴を脱いで図書館に入り,図書館カウンター受付で簡単なアンケートに答え,エレベーターに乗って4階へ.展望台から田んぼを眺めると,田んぼの中に浮かび上がる絵を眺めることができる.コンセプトは「窓から眺める絵本~もう一つの図書館~」.この取り組みは2012(平成24)年から行われており,今年で4回目となる.今年の絵のテーマは「浦島太郎」.亀にのる浦島太郎と,町の公式キャラクター「牧場のあーさー(牛)」が描かれており,4階から見下ろしたところの田んぼ1面にアートが広がっている.色合いは本物の稲で表現されており,緑は「天のつぶ(うるち)」,紫(黒)は「紫大黒(古代米)」,黄色は「黄大黒(古代米)」,白は「ゆきあそび(観賞用)」,赤は「べにあそび(観賞用)」,橙は「あかねあそび(観賞用)」という稲が用いられているという(公式HPより).昨年は,約1万7千人が訪れたといい,岩瀬牧場の帰り足に寄ってみるのも面白い.見頃は夏,稲刈りが終わると当然ながら見られなくなる.閲覧時間は9:00~18:30,月曜日は休館日(祝日の場合翌日)となる.(2015,09)

No.89 岩瀬牧場(鏡石町)のソフトクリーム

郡山市から南へ約30分走ったところに岩瀬牧場がある.1880(明治13)年に宮内省御開墾所として開設したのが始まりで,日本で最初の国営牧場・西欧式牧場となっている.場内には,遊びふれあうをテーマにした遊具や乗馬体験をはじめ,体験コーナーとしてエサやり体験,バター作り体験(要予約),そしてバーべーキュー(バーベキューセットを頼んで,炭から火をおこすもの)など,幅広く楽しむことができる.また,7月~11月までの毎月1回日曜日には,地元の地場産品を販売する岩瀬ファーマーズマーケットが開催され,派手さはないが地道にイベント開催などで集客を図っている.(ただ,施設は全般的に何となく古くなっている感が否めないが...)
そして,牧場と言えば「ソフトクリーム」.ここのソフトクリームも例外なく,濃厚でクリーミーなソフトクリームで一度は食べてみる価値がある.値段は350円也.ソフトクリームは入場口を入った奥の売店にて販売をしているので,ソフトクリームのみを食べたいとき(場内の入園はしない時)は入場口の係員にその旨を伝えると,入場料500円は払わずに売店まで入っていくことが可能である.思ったよりも看板が少ないので,ナビや地図を見ながらたどり着くと良い.県立岩瀬農業高校の隣にある.(2015,09)

No.88 大安場史跡公園

「子供をどこで遊ばせていますか?」との問いかけに,「大安場史跡公園」に行ってますよ」という答えが返ってきた.あまり聞き慣れない公園だったので調べてみると,国道49号をいわき方面に少し走った田村町に,大安場史跡公園が整備されていた.この公園は,4世紀後半に造られた東北最大級の前方後方墳(お墓)と4基の円墳が復元された(国の史跡にも指定された)もので,復元された古墳とあわせて,鉄筋コンクリート造りのガイダンス施設,野焼き・煮炊きが体験できる体験広場,遊具やブランコのある冒険広場などが整備されている.面積は6.5ha.2009(平成21)年4月に全面オープンとなった.古墳の頂上までは階段で登ることができ,頂上からは郡山市街地が一望できる.「大安場」という名前も,古墳であることを考えると的を得ている地名で,大いに安らぐ場として「大安場」なのである.住所も郡山市田村町大善寺字大安場160番地となっている.
ちなみに,子供を遊ばせる冒険広場は,第2駐車場の方が便利である.ガイダンス施設のある大きな駐車場は第1駐車場,そこに入らず道路をまっすぐ進んだところに,門のついた左に曲がる小さな道があり(看板等がなくてちょっとわかりづらい),そこが第2駐車場となっている.公園開園時間は8:30~19:00(10月~2月は17:00まで).(2015,09)

No.87 郡山うねめまつり

夏の風物詩「うねめまつり」が,今年も8月6日から8日までの3日間開催された.采女(うねめ)とは,日本の朝廷で天皇や皇后の近くで,食事など身の回りの世話行う女官のことを指し,平安時代ころまで続いていたという.
ではなぜ,郡山でうねめ祭りかというと,約1300年前の安積(郡山)は冷害つづきで,朝廷への貢ぎ物ができなかった.王様が郡山へやってきたとき,おもてなしの宴を開催した際,「春姫」という女性に心惹かれ,この春姫をうねめとして朝廷へ献上することを条件に,貢ぎ物を3年間免除することとなった.春姫は恋する次郎という男性と別れを告げて都(奈良)へ向かったが,愛する次郎のことが忘れられず,こっそり郡山へ戻ってきた.しかし,次郎は既に死んでおり,後を追って身を投げたという郷土の伝説があり,それを主題とした「うねめまつり」を開催しようとのことで,1965(昭和40)年から開催されるようになったのである.今年は第51回目となる.
駅前大通りと駅前アーケード,うすい百貨店前のなかまち夢通りは交通規制がかけられ,屋台などが出店する.そして,7日と8日の夕方に行われる市民参加型の「うねめ流し踊り」で,祭りの頂点を迎える.1部と2部に分かれて17時30分から2時間,それが2日間行われるので,合計4つのグループに分かれ,1グループあたり25団体が参加,つまり2日間でのべ約100団体が参加することになる.踊りを見てみると,踊りの基本形はあるが,それぞれアレンジをして自由に踊っている感じで,観客に見せるというよりは,参加して楽しむといった感じである.そして,踊りの列の途中で何故だかひょっとこの踊りが突如として現れるのであるが,せわしなく水槽の中で動くイトミミズのようであり,なんだか滑稽である.プログラムを見てみると「うねめ流し踊り・ひょっとこ踊り」と記載されているので,高柴デコ屋敷の「ひょっとこ」出現もオフィシャルなものとして認められている.(2015,09)

No.86 復活!「郡山見聞録」

8年ぶりに郡山へ戻ってきました.この間,東日本大震災の発生,原子力災害による被害など,色々なことが起こりました.これから,元気な!「郡山」を再び発信していきたいと思います.どうぞ,よろしく!!(2015,09)


(以下の記事は2006~2007年に掲載したものです)

No.85 「郡山」よ,ありがとう(最終回)

4年間とちょっとにわたり連載を続けてきたこのコーナーも,郡山を離れることになり,今回が最終回となってしまいました.「郡山」らしい出来事,住んでみないとわからないこと,郡山の情報を少しでも多くの方に知ってもらいたくて,情報を発信しました.まだまだ,お伝えしたいことは沢山あるのですが,時間切れです.
また,このコーナーには色々な方からメールや励ましをいただくことが多く,大変励みになっていました.ご訪問してくださった方々に改めて感謝いたします.さて,今度は何処の「見聞録」を発行することになるのでしょうか!!?.引越作業が落ち着いたら,新見聞録を立ち上げますので,他ページ共々,今後ともよろしくお願いします.
では,最後に,「郡山」よ,ありがとう・・・・・.(2007,06)

No.84 ネギ嫌いに嬉しい「比内やサスケ」の親子丼

親子丼には,タマネギがどっさり混ざっているのが普通である.玉子とタマネギと鶏肉が密着し,食べるときに分けて食べづらいので,ネギ嫌いにとって親子丼はあまり乗り気になれない食べ物である.しかし,うすい前のなかまち夢通りから,ビルの中に入って通っている芭蕉小路を進んでいったところに蔵造りの建物があって,その中で比内地鶏を中心としたメニューを提供する店が「比内やサスケ」である.昼は親子丼専門店,夜は比内地鶏メニューを中心とした居酒屋となる.この店は築100年経過している蔵の中で営業をしており,店内のインテリアも赤松を使用するといったこだわりを見せており,店内は落ち着いた雰囲気となっている.ここの名物が「親子丼」なのである.炭火で焼いた鶏肉と,半熟の玉子がマッチして,非常に上品な親子丼が出されるのであるが,なんといっても大変嬉しいのは,「ネギが入っていない!」ということなのである.玉子と炭火の香ばしい鶏肉の,まさに親子のみが,絶妙なハーモニーで味わうことができるのである.親子丼も色々な種類があって,地玉子2個を使用した「あっさり味親子丼」,地玉子3個を使用した「究極の親子丼」,上質の肉を使用した「極上の親子丼」,玉子が嫌いな人のための「照り焼き丼」,すき焼き風にした「極上鶏すき丼」など,好みに合わせてメニューを選ぶことができる.いずれもネギが入っていないところが,大変嬉しい限りである,ネギ嫌いにとっては・・・.(2007,06)

No.83 365mania(フリーペーパー)

365mania(サン・ロク・ゴ・マニア)とは,郡山で発行されている月刊のフリーペーパーで,「郡山人の、郡山人による、郡山人のための情報誌」である.4月(2007年)より,巷で発行されているフリーペーパーのような本の体裁となり,ホットペッパーのように郡山市内各所にラックを置いて配布している.毎月1日の発行で,発行部数は70,000部,協賛している各店舗にも設置されている.ホットペッパーほどの店舗の情報量はないが,なんといっても読み応えのある点は,郡山で編集しているので,巻頭の特集やインタビューなど郡山に関する記事が掲載されていて,地元ネタを詳しく知ることが出来るところにある.「365」は,この「365マニア」のフリーペーパー,「365ブログ」,そして「365カード」と呼ばれる加盟店での共通ポイント制度の3つで構成されている.加盟店になって協賛をしないと,その店の情報は掲載されないようであるが(フリーペーパーなので),郡山にある商業施設が全て「365」に加盟するようになれば,読み応えのあるフリーペーパーになるに違いない.本の体裁は見劣りしない内容でフルカラーとなっており,郡山で完結するフリーペーパーがあったことに嬉しくなった.(2007,04)

No.82 丸井郡山店閉店決定

若者向けファッションを中心に販売していた○|○|(丸井百貨店)郡山店が,来年(2008年)2月を目途に閉店する方針となった.新聞報道(福島民報)によると,売り上げの伸び悩みやテナント関係の課題,老朽化した店舗面積も狭いため改装効果も薄いことなどが理由として挙げられている.郡山店は昭和50年にオープンし,8階建て,売り場面積8800m2,駅前の一等地である交差点前に建っている.郡山(というより福島県内)では,若者向けのデパートとして数少ない存在で,GAPなどの若者家族に人気のショップや,充実した時計売り場などがあり,丸井に行けばわざわざ仙台や東京に行かなくても,ちょっとしたカジュアルな品物は揃えることができる店だった.新宿伊勢丹で欲しいと思っていた商品が,郡山丸井で見つけることができたりしていたので,丸井が閉店してしまうことは,郡山の若者ファッション文化にとって大きな痛手となることは間違いない.郡山店は,丸井の店舗の中では最北に位置しており,東北では唯一の店舗であった(現在,仙台に出店を計画しているという).そんなことからも,郡山に丸井があるということは,郡山の都市としてのステータスにもなっていた.
近年の丸井は,東京近郊の店舗(津田沼・所沢・川越・戸塚・川口など)を相次いで閉店させる一方で,百貨店の競合激戦地となっている新宿においては,新宿3丁目にシネコンを備えた丸井シティーを2館オープンさせるなど,店舗の再統合を行っているようである.地方(東京近郊)の売り上げの小さい店は閉鎖して,激戦地への投資を重点的に行っている感じである.しかし,津田沼や所沢など,1時間も電車に乗れば新宿などの都心にでれるのであればともかく,高い交通費を払って仙台や東京まで時間をかけなければ行けない郡山とは,商業圏としての都市のバックグラウンドが違うような気もする.
駅前の中心市街地を活性化させる議論が活発になっているが,ますます市街地の空洞化が懸念される残念な出来事である.年始恒例のスパークリングセールも,来年で最後なのである.

No.81 ピカピカ光るビッグアイ

ビッグアイ(Big-i)は郡山駅前に建つ,福島県で最も高いビルである.郡山市街地からは大抵どこからでも見ることができ,市民にとってのランドマークとしても役立っている.そんなビッグアイが,夜になると「ピカピカ」光っているのである.ビッグアイを外から見ると,最上階のふれあいパーク内にある球形のプラネタリウム(宇宙劇場)部分が,英語の小文字の「i」の点の部分になっていて,ビル全体が「i」の文字にデザインされている.その「i」の点の部分が,夜になるとピカピカ光るのである.光るのは,毎時00分,15分,30分,45分の15分おきで,時間になると,球形の部分にスポットライトやカラフルなライトが当てられて,チカチカリズミカルに瞬くのである.決して明るい光りではないので,なかなか目立たなくて気づきにくいのであるが,よーく見ていると,宇宙の幻想を思わせるような光りの競演が1分間程度行われているのである.また,00分の時には,違ったバージョンの光りの競演も見られ,ちょっとしたところに遊び心のあるビッグアイなのであった.
ちなみに,このことに気づいたのは,郡山ビューホテルアネックスの最上階13階にあるバー「スターロード」のソファーに座って,郡山駅方面の煌めく夜景を眺めながらカクテルを味わっていたときに,瞬くビッグアイが望めたのである.この店は,カクテルの他にも各種ワインやウイスキーなど色々なお酒を味わえるが(勿論,メニューにないカクテルも自由に作ってもらえる),カクテル1杯1000円程度~,ワインもそれなりの値段がする(ハーフボトル有り)ので,郡山で最も贅沢なバーの1つと言ってよい店である.ビッグアイのピカピカ光りの競演は,ひっそりとそして贅沢な空間からしか,味わえないのであった.

(この記事は2006~2007年に掲載したものです)