東16 東京駅八重洲口⇔
東京テレポート駅
(経由)住友ツインビル・豊洲駅 深川営業所
Top東京エリア都バスで東京発見
路線keyword 住友ツインビル 大川端リバーシティー21 佃島 中央大橋 臨海副都心
東京駅から佃島・月島・豊洲を通って臨海副都心までを結ぶ路線

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 平成8(1996)年の臨海副都心街開きをきっかけに、それまで豊洲駅までだった東15乙系統の運行を東京ビッグサイトまで延長して東16系統となり、さらに東京テレポート駅まで延長になった路線である。東京駅から臨海副都心へのアクセスは、他に最近登場した全席着席の快速バスがある。
 東京駅のバスのりばは全部で3ヶ所ある。「東京駅北口」「東京駅南口」の方向幕を付けたバスは全て赤レンガ駅舎のある丸の内口側の発着となり、さらに丸の内口側は北口,南口と2ヶ所に分かれてバス乗り場が存在する。一方、「東京駅八重洲口」の方向幕を付けたバスは、八重洲南口の高速バスのりばの隣にあるバス乗り場発着となる。
 「東京駅」と書かれた文字を掲げた大丸デパートを左に見て、バスは湾岸めざして右折する。八重洲通りを直進し、首都高速宝町ランプを通り過ぎ、亀島橋で亀島川の運河を渡って新川となる。豊洲方面の便のみ北側へ迂回して、東京ダイヤビル、近年開発された2棟並んで超高層ビルがそびえる住友ツインビルを眺めながらバスは走る。住友ツインビルは最寄りの鉄道駅から少々離れており、東京駅からこのバスを利用する人が結構多い。
 住友ツインビルを出ると、隅田川をダイナミックなデザインの斜張橋・中央大橋で渡り、佃島の大川端リバーシティー21の高層住宅群となる。元は石川島播磨重工の工場・倉庫のあったところで、都心部における人口の回復をめざして、住宅・都市整備公団、東京都、東京都住宅供給公社、三井不動産の4者によって開発が行われた。全住戸賃貸住宅であり、最高階数は37階、ウォーターフロントにおける先駆的事例として、昭和61(1986)年に着工された。スーパー堤防(→p.)によって川との親水性も確保されている。
 なお、江戸期以来から佃煮の特産品を持つ佃島とは、佃一丁目のことである。昭和39(1964)年に佃大橋が架けられる前は、その名の通り水に囲まれた「島」であり、江戸時代より佃の渡しが運行されていた。
 突き当たりを右折して清澄通りに入り、営団地下鉄有楽町線月島駅で左折する。朝潮大橋で朝潮運河を渡り、左に晴海運河を眺めながらバスは快走する。左折して春海橋を渡ると、左手に大川端リバーシティ21の住宅群の遠景が見える。右手には、反対方向のバスに乗らないと見えにくいかも知れないが、今は廃線となった貨物線路の鉄橋が錆びついて残っている。ここから江東区となって、石川島播磨重工の工場が現れる。そして人間の生活が感じられる商業施設のある街並みになると、地下鉄豊洲駅前となる。
 バスは晴海通りを直進し、東雲橋で運河を渡ると東雲となる。倉庫や大工場が多く目に付くが、工場が郊外移転して空き地となった敷地も目立つ。左手に、東京都交通局の深川研修所が見えると深川車庫となる。海01系統は有明テニスの森を経由する北側の道路を走って臨海副都心に入って行くが、この路線は南側を走って臨海副都心に入っていく。首都高速湾岸線の高架をくぐり、東京臨海高速鉄道東雲駅を左に見て、バスは右折する。
 左前方に東京ビッグサイトの逆三角形の建物の遠景がいよいよ見えてきた。ほとんどが空き地で、都会ではなかなか味わえない開放的な空間が広がっている。右手には、新交通ゆりかもめの有明駅だけが不釣り合いに浮かんでいる。バスはスピードを上げて近未来都市・臨海副都心をダイナミックに駆け抜ける。ビッグサイトが目の前に迫ると、1階のバスターミナルに入る。そして、青海のパレットタウンを過ぎて東京テレポート駅となる。